190302 カンボジア旅行記③
今回は、 カンボジア滞在3日目の様子を。
この日は遺跡、湖、市場と様々なものを見て回った一日です。
1.バンテアイサムレ
この日最初に向かったのは、バンテアイサムレ。
アンコールワットと同時代、スールヤヴァルマン2世によって建設されたそうです。
アンコール遺跡群から少し離れたところにあるので、観光客が少なめ!
こじんまりとした静かな遺跡でしたが、そのぶんゆっくり見て回ることができてとても満足しました。
ドラクエのダンジョン感がすごい。
この左手前の門の前に中ボスが立ってて、それを倒したあとにあの奥の塔のラスボスを倒しに行くんですよ絶対。
アンコールワットとは使われている石が違うようです。このあたりの壁には彫刻もありません。
こちらはナーガの頭です。
欄干と見せかけてナーガの胴という光景は、アンコール遺跡群で何度も目にしました(「座らないで」って書いてある欄干が至る所に)。
2.バンテアイスレイ
つづいては、バンテアイスレイ。
「バンテアイ」は「砦」、「スレイ」は「女」だそうです。
門の上の部分のレリーフがものすごく細かくて、目を奪われました。
先のほうには3本の塔が見えます。
タイムスリップしたようでわくわくする道。この道は、今回の旅行の私的わくわく部門第一位です。
そして奥のほうに見える塔がだんだん近づいてきます。
猿の石像がいます。なんか大事な石像と言われた気がしたけど……何だったかは思い出せない……。
奥に見える彫刻が「東洋のモナ・リザ」だそうです。
一度盗まれたけれどまた取り返されたそうな。
額縁に入ったかのようなこんな写真も撮れてしまいます。
3.トンレサップ湖
つづいては、トンレサップ湖でのクルージング。
この湖は東南アジア最大の湖で、広さは乾季でも琵琶湖の3倍あるそうです(雨期は10倍)。
また、世界最大規模の水上生活者が暮らしているのも特徴だとか。
こんな舟に乗って、クルージングスタート。
水……茶色い……。
そしてそこそこスリル満点……。かかりそうでかからない水……。
水上生活の風景が現れてきました。
向こうに見えているのは水上マーケットです。
こちらは水上学校。当たり前ですが、舟で通っているそうです。
わたしたちもお土産屋さんのようなところへ降り立ってみました。
もとから真夏のような太陽が照りつけているのに、さらに湖からも太陽の光が反射してきて、とにかく焼ける……。
ちなみに下の方に見えているのはわにさんです。
ここから帰るときに、すれ違った舟がかき分けた水が思いっ切りかかり、
不機嫌になったのはまた別のお話。
4.オールドマーケット
つづいては、こちらのオールドマーケットへ。
一つの区画に大量のお店と商品がところ狭しと詰まっている市場です。
ほとんどの商品に値札はついていません。お店の人と交渉しながら値段を決めるのです。
「これいくらですか?」
「15ドル」
「ん~どうしよっかな~」
「discount OK! 10ドル OK!」
「ん~~あっこっちのワンピースもいいなあ」
「それかわいい。これと合わせて 15ドルOK」
「ん~~~2着もいらないんやおなあ~~~これだけで8ドルとかだめですか?」
「これだけは10ドル」
「ん~~~~8ドル」
「9ドル!9ドルOK」
「ん~~~~~~じゃあやめる」
「8ドル!8ドルOK」
「じゃあ買います」
といった流れです(日本語は結構通じます)。
トンレサップ湖で湖の水を浴びて不機嫌になったわたし、
勢いでワンピースを購入。
15ドルと言われたので8ドルで買いました。
めちゃめちゃ気に入ったので、一瞬でご機嫌が戻りました。
ぞうさんのブレスレットも入手。
フクロウのピアス。8ドルと言われたので3ドルで買いました。
オールドマーケットに置いてあるピアス、みんなとてもかわいくて素敵でした。……。
ピアス開けるつもりなんかないのに……。
ちなみにこのマーケットには服飾品だけではなく食べ物も売っています。
ただわたしは食べ物の区画に足を踏み入れた瞬間においでギブアップしたので、
写真はありません。
5.影絵スバエク鑑賞
この日の最後は、夕食を食べながらの影絵鑑賞。
世界史で習ったような気がする「ラーマーヤナ」の影絵劇を鑑賞していました。
ただ、言葉がクメール語だったので……、気づいたらお話が終わっていました。
バックで演奏してる音楽が結構中毒性のあるもので。
この木琴ぽい楽器はオールドマーケットで20ドルで売っていたので、
今度行ったら買ってこようと思います()。
人形はこんな感じで操られていたよう。
さて、次の日はいよいよ観光最終日です。
崩壊した遺跡、ベンメリアへ。