190304 カンボジア旅行記④
カンボジア滞在最終日、
この日はこれまで回ってきたアンコール遺跡群からは少し離れたところにある、
ベンメリアという遺跡へ行ってきました。
ホテルから車に揺られること1時間半。
密林の奥といった雰囲気のところに、ベンメリア遺跡はありました。
ベンメリア遺跡は、アンコールワットと同じくスールヤヴァルマン2世によって建設されたそうです。
そのせいかアンコールワットととてもよく似た構造をしているそうなのですが、
大きく違う点が一つあります。
それは、この遺跡はほとんどが崩壊したままであること。
鬱蒼とした木々の間を通り、入口へ向かいます。
アンコールワットと違い、この遺跡が修復されなかったわけは、
周りが地雷原であるため、修復が進まなかったということだそうです。
これは、ベンメリア遺跡の中でいちばん保存状態がよいナーガ。
遺跡に入っていちばんはじめに目にする建物がこちらです。完全に崩壊しています。
この遺跡がラピュタのモデルになったという噂もあるのだとか。
にわとりとひよこがいたので追いかけてました。
遺跡にはこんな感じで足場が組まれています。倒れそうで少しこわい。
これは何か重要な彫刻だそうで、近々美術館に移されるそうな。
(何だったかは思い出せない)
建物の中の通路も通りました。
ここは窓があるので光が差し込んでいるけれど、
真っ暗なところはほんとに真っ暗で、前が見えませんでした。
こうして見下ろしてみると、すごいところを通ってきたなあと思います。
これは棺です。
昨日購入したワンピースを着てご機嫌のわたしです。
この建物は経堂だとか。
今回のカンボジア旅行の中で、ベンメリア遺跡は
私的もう一度行きたい部門第一位です。
形の整った壮大な遺跡もよいけれど、木々の間に埋もれている崩壊した遺跡という異世界感がとても好きでした。
こうしてシェムリアップに戻り、帰国の途につきました。
わたしのカンボジア旅行は以上です。
死ぬまでにもう一回くらい行きたいなあ。